風乃音羽のカウンセリングnote。
つまりは、
セレンディピティの共同創立者であり、強運レイキヒーラーでコラムニストでもある風乃音羽に人生相談!!
とはいえ、堅苦しく考えず、今更聞けない質問など、なんでも受け付けますので、お気軽に(^^)
私も、気軽に思いのままお答えいたします。
では、本日お受けした質問!
Q*by S.S様
『好きな人から突然の別れを宣告されました。苦しくて仕方ありません。自分の悪かったところを認めた上で、復縁を迫りましたが、彼には響きませんでした。
これからどう過ごせば良いのか途方に暮れています。』
A*by風乃
『それは非常にショックで悲しいですね。
わたし自身も二十代の時に経験があります。
何をやってもそのことに心が引っ張られ辛かったのを覚えています。
仕事は、そのことを切り離してできるタイプなのですが、プライベートの時間が本当に辛かったです。
気を紛らわすために、合コンに行ったり、友達と遊びに行ったりしましたが、何をしていても楽しくはなく、逆に彼のことを思い出したりしてました。
だから、その辛さを誤魔化しても仕方ないと思いました。
次にやったことは、思い切り気が済むまで、泣きました。ひとりで!
そのなんとも言えない気持ちをしっかり味わうことが大事です。
そうするとフッと、苦しさが消えるような感覚になります。
そして、彼が本当に大切な人だったのか、もしくは自分の執着だったのかを自問自答し始めました。
最初は好きで、大切な人だと思ったから一緒にいたいと思ったわけですが、その人はモテる人でもあり、なんとか自分が勝ち取りたいという想いも強かったのです。
何人かのライバルがいて、自分が一番近い存在になれたと思っていた矢先に、突然の別れの言葉「他に守ってあげないといけない人ができて、一緒に住むことになったから、もう会えない。」と言われました。
その時の悲しみは、よくよく考えたら、自分の思い通りにならなかった悔しさでもあったのです。もちろん、一緒に過ごした日々で育っていった情もありました。
そして、負けた!と思ったわたしは、自分の嫉妬心が一番自分を苦しめていることに気がついたのです。
思い起こせば、子供の頃から、自分を苦しめるのはこの嫉妬心でした。
妹に対して、自分より人気者に対して、自分より出来る人に対して、、、、
その失恋は、自分に向き合うチャンスとなったのです。
そもそも誰かと比べて自分の価値を決めること自体が、全く意味がないとその時初めて分かりました。
自分は自分。ありのままの自分を自分が愛した時に自分を愛してくれている人の存在に気づけるものです。
例えば、母も父も、妹とわたし、二人それぞれを愛してくれている訳で、性格も年齢も違うから、接し方が違うだけだったと分かりました。
だから、きっとわたしもこの先自分が愛し愛される人にまた巡り会えるだろうと思えました。
そして、もう一つしたことがあります。
お墓参りに行った時に、心の中でかなり強くお願いしました。
「この辛い気持ちがなくなってしまうくらいあの人のことを忘れるか、縁がもしあるなら戻ってきてくれるかどちらかにして欲しい!!」
それがわたしの宣言のような心の叫びでした。
そしたら、なんだかスッと吹っ切れたのを覚えています。
もちろん、その後も、何度も悲しみがよぎることはありましたが、徐々に忘れていき、日常に戻っていったのです。
すると、新しい出会いがあり、本当に大切な人と一緒になることが出来たのです。
苦しい経験はしなくて良いなら、せずに生きていきたいと思います。
ただ、もし辛い出来事を経験してしまったなら、その時こそ自分自身を磨きあげるチャンスです。
ダイヤモンドの原石も、カットし(傷をつけて)磨くからこそ輝くのだから。』